2国立

総合研究大学院大学生命科学研究科遺伝学専攻

大学データ

設立年
1998年
教員数
51人
学生数
46人
留学生数
27人
留学生在籍割合

概要

総合研究大学院大学は、大学共同利用機関が有する優れた人材と研究環境を活用して大学院の教育を行い一流の研究者を養成することを目的としています。大学共同利用機関とは、各研究分野において日本全国の大学が共同に利用できる研究所のことです。各大学共同利用機関はそれぞれの研究分野の中核拠点としての機能、また研究者コミュニティの取りまとめ役としての機能や国際的な共同研究を推進する機能を果たしています。

生命科学研究科遺伝学専攻は、大学共同利用機関の1つである国立遺伝学研究所を基盤としています。遺伝学専攻では、生命現象を遺伝情報との関連の下に解明することを目的とし、国立遺伝学研究所に整備された多様な実験生物系統やDNAデータベースを活用して、分子遺伝学、細胞遺伝学、発生遺 伝学、行動遺伝学、集団遺伝学、進化遺伝学、ゲノム生物学、生命情報学などの分野で、最先端の教育・研究を行っています。また、大学院生が自ら 「一人前の研究者に育つ」という目標を達成するため、「一人一人の大学院生を全教員で指導する」という理念のもとに大学院生教育を行っています。

たとえば、独自の「プログレス制度」では、大学院生が指導教員以外の複数 教員と議論し様々なアドバイスを受ける機会が、半年に1回提供されます。 充実した科学英語教育プログラムやリサーチアシスタント制度などによる経済支援も遺伝学専攻の大きな特長です。

なお、総合研究大学院大学は、複合的・融合的な課題に分野を超えて柔軟に取り組む研究者人材を育成するため、2023年4月に新体制(先端学術院先端学術専攻 20コース体制)へ移行する検討を開始しています(https://next20.soken.ac.jp/)。

  • 設置計画は予定であり、内容に変更が生じる場合があります。

住環境

遺伝学専攻学生が入居できる宿舎があります。

日本語学習環境

遺伝学専攻では留学生を対象に専属講師による日本語レッスンを行っています。レッスンは少人数で行われ、それぞれの留学生の語彙力に応じて細かく指導を行っています。

留学生サポート

有志の在学生によるチューター制度を設け、来日したばかりの留学生への生活支援を行っています。また、教員や事務職員による留学生サポートチームも留学生に対する日々の生活支援を行っています。

奨学金制度

入学料、授業料については、経済的理由により納付が困難で、かつ学業優秀な者等に対し、入学後選考のうえ、免除が認められる制度があります。また、専攻独自で学生支援金の貸与も行っています。