静岡英和学院大学・静岡英和学院大学短期大学部

本学の前身である「静岡女学院」は1887年、カナダのメソジスト派宣教師によって設立され県内で最も伝統ある歴史を誇っています。
1966年に短期大学（現在は短期大学部）が開設されたのに次いで、2002年には4年制大学が設立され、一貫してキリスト教精神に基づいた教育を行ってきました。
現在では、大学、短期大学部とも男女共学です。また、両学校は同じキャンパス内に位置しています。

大学には、人間社会学科（入学定員130名、3年編入定員10名）とコミュニティ福祉学科（入学定員80名）の2つの学科があります。人間社会 学科では心理、経済経営、観光地域デザイン、英語文化、日本語文化の5つのメジャーを備えており、コミュニティ福祉学科では社会福祉士や保育士、幼稚園教諭の資格取得を目的としています。

2年制の短期大学部には現代コミュニケーション学科（入学定員100名）と食物栄養学科（入学定員80名）の2つの学科があります。現代コミュニケーション学科はビジネス・マネジメント、ツーリズム、ホテル、ブライダル、医療事務、ファッション等を自由に組み合わせて学ぶことができます。 食物栄養学科は栄養士等の資格取得を目指します。

学生寮はありませんが、アパートについては学生課で紹介しています。

大学では基礎教育科目に「日本語表現法」、「日本語朗読法」、「日本語読解法」、「日本語文章構成法」の科目を設け、大学で必要とされる基礎日本語の養成、日本語運用能力の向上を目指します。
「日本語表現法」「日本語読解法」では外国人留学生向けに特化した内容で学習できます。

短期大学部では留学生だけが履修できる「日本語！」「日本語I」「日本事情」の科目を設けています。

2012年度から「留学生センター」を設置し、センター職員及び学生課職員が留学生の修学や生活に関する相談に応じています。
特に留学生センターでは日本語能力試験対策講座の開催や日本人学生ボランティアによる留学生の学習サポートを実施する等、留学生の日本語能力向上に努めています。
また、学生全員がクラスまたはゼミに所属しますので担当教員にも相談ができます。

本学では外国人留学生に対して学費等減免制度を設け修学のための経費の軽減を図っています。また、日本学生支援機構の学習奨励費や民間団体奨学金等、大学を通じて申し込みができる奨学金があります。