沼津工業高等専門学校

高等専門学校は、我が国産業の発展と、科学技術教育のより一層の振興を図るために、創設された高等教育機関です。

高等専門学校は深く専門の学芸を教授し、職業に必要な能力を育成することを目的とし、豊かな教養と専門の工学とを身につけた有為な実践的技術者の育成を使命としており、中学校卒業を入学資格とし、5年制の一貫教育を行っています。

高等専門学校は、職業に直接役立つ実的な技術の学習を重視し、理論を実際面に生かす能力を持つ人を育成することを旨としており、また、学生と教員の人間的接触に重きを置いた特色ある教育を行っています。

専攻科は、工業高等専門学校等の教育における成果と伝統を踏まえ、研究指導を通じた工学に関する深い専門性を基に、創造的な知性と視野の広い豊かな人間性を備えた技術者を育成するとともに、産業社会との学術的な協力を基礎に教育研究を行い、もって地域社会の産業と文化の進展に寄与することを目的としています。

留学生は、原則として学生寮に居住します。寮は本校から徒歩5分の場所に位置しており、1年生から5年生まで、約400名が生活しています。6つの男子棟及び1つの女子棟から構成されています。

寮内での挨拶が徹底されるなど、少々厳しい規則もありますが、皆明るく、春には「寮祭」という寮生全員で盛り上がるイベントもあって、非常に楽しい寮です。

本校では、留学生のための日本語教育を含む特別カリキュラムを編成しています。

留学生に対し、一貫した学習及び生活上必要な指導、助言を与えるため、留学生指導教員を置きます。
また、留学生相談員（チューター）を日本人学生の中から選出・任命して、留学生の相談等に応じています。

本校では、現在、国費（日本政府奨学金）、マレーシア政府派遣及びモンゴル政府派遣の奨学金を受けている留学生がいます。