留学生と巡る静岡県①
展望回廊から富士山を一望！日本平夢テラス

静岡県静岡市清水区にある「日本平夢テラス」は、標高300メートルの丘陵地から、富士山や駿河湾、三保松原といった静岡県各地の名所を360度のパノラマビューで見ることができる絶景スポットです。株式会社隈研吾建築都市設計事務所が設計を手掛けた建物には、静岡県産の木材がふんだんに使われています。

この場所がお気に入りという静岡県立大学大学院生のリージャンファ（李江華） さんと一緒に、日本平夢テラスを訪れました。

李さん「テラスから見える海や富士山、街の景色がとても気持ちよくて、静岡に友だちがやってきたら必ず一緒に訪れるくらい、お気に入りの場所です。夏休みには、来日した家族を連れて来ました。私の故郷は中国の内陸で、海から遠いんです。テラスから見えるきれいな景色に、家族みんな感激していました。

日本平夢テラスに来ると、いつも富士山の写真を撮っています。中国人にとって、日本と言えば富士山。日本に留学して最初に住んだ富士宮市では、毎日すぐ近くに富士山が見えました。来日したのはちょうど冬で、富士山が特にきれいだったんです。当時、携帯電話のアルバムは、富士山の写真だらけでしたね。」

李さん「テラスから夕日が沈む様子を見るのも好きですね。冬になると、夜は流れ星がきれいに見えるんです。留学生仲間と、毎年12月に流れ星を見に来ています。

日本平では月に一度、『日本平夜市』という夜型マルシェも開催されています。観光客だけではなく地元の人も訪れる人気のイベント。食べ物や手作りの雑貨など、おもしろいお店がたくさん出店しているので、よく遊びに来ています。」

「日本平夢テラス」は、季節や時間を問わず絶景を楽しめるスポットでした。李さん、ご一緒していただきありがとうございました！