住むところを見つけよう Place to Live

学生寮やアパートなど住むところはいろいろあります。
自分に合ったところを探せるように、調べてみましょう。

Where to Live in Japan 4つの選択
日本で住むところ

01

費用を抑えて
学生と交流したい!
学生寮

メリット

  • アパートに比べて費用が少ない(敷金・礼金・更新料がかからない場合が多い)
  • 家具・家電製品等を自分で買う必要がある場合が多い

デメリット

  • 居室数に限りがあるので、希望者全員が入居できるわけではない
  • 台所、トイレ、風呂が共同の場合がある

学生寮の種類

留学生寮

留学生向けに寮などの宿舎を用意している学校もあります。
学校によって様々なので、まず在学先の担当窓口にたずねてみてください。

02

自分のペースで
日本に長く住みたい!
賃貸

メリット

  • 自分の好きなように生活リズムを組み立てられる
  • 金銭感覚が身に付く

デメリット

  • 多くの場合、敷金(家賃数ヵ月分。保証金と呼んでいる地域もある。)、礼金、仲介手数料等を前払いする必要がある
  • 賃貸契約の手続が煩雑である
  • 家具・家電製品等を自分で買う必要がある

賃貸住宅の種類

UR賃貸住宅(旧公団住宅)

全国で75万戸ある賃貸住宅です。保証人、礼金、仲介手数料、更新料が不要で敷金のみ2か月必要です。
留学生も日本人と同一要件での入居が可能となります。

民間の賃貸住宅

民間の賃貸住宅の中には大きく下の5種類があります。

アパート
木造建築またはプレハブ建築で、通常は2階建ての集合住宅です。 台所・トイレは共同または専用、風呂はないところもあります。
マンション
鉄筋コンクリート造りで、通常は3階建て以上の集合住宅です。 部屋のほかに台所・トイレ・風呂がある。高い階の部屋ほど家賃も高い場合が多いです。
一戸建て
独立した家屋です。一階だけの平屋か2階建てが普通で、小さな庭もついています。 もちろん台所・バス・トイレ付きです。
ホームステイ
日本人の受け入れ家庭に、家族の一員として滞在する形式です。 日本文化や習慣を知ることができ留学生に人気があります。
シェアハウス
部屋数の多い一戸建て住宅のリビングや台所、浴室などを共有し、個室をプライベート空間としています。比較的安い家賃で立地条件のよい住居を得られます。

賃貸住宅の契約について

家主または不動産業者と賃貸借契約を結びます。
契約する時には敷金(家賃数ヵ月分)、礼金、仲介手数料等を支払います。
家具の付いていない部屋がほとんどで、自分で用意する必要があります。

連帯保証人について

住宅に入居するほとんどの場合「連帯保証人」が必要です。期日までに家賃を支払わなかったり、部屋の設備を壊しても修理費を支払わなかったりした場合、家主は連帯保証人に支払いを要求することができます。

  • 連帯保証人が見つけられない場合は以下の方法があります。

外国人留学生住宅総合補償制度(日本国際教育支援協会)

学校によっては、この制度を利用することによって、宿舎の連帯保証人になってくれます。
この制度を利用するためには、以下の条件が必要です。

  • その学校が外国人留学生住宅補償制度の会員であること
  • あなたがこの制度の指定する保険に加入すること(保険料は1年間4,000円、2年間8,000円)
  • 大家さんがこの制度による機関保証に同意すること

詳しくは、各学校の事務所にお問い合わせください。

03

一時的に仮住まいして
現地で住むところを探したい!
仮住宅

静岡に到着後物件を探す期間など一時的に仮住まいする住宅です。月単位・週単位での契約が可能。
(ゲストハウスやホステルは、住居ではなく旅館などの宿舎なので扱いが異なります。)

仮住宅の種類

マンスリー・ウィークリー

気軽に入退去ができ、比較的安い費用で滞在することが可能です。
テレビ・エアコン・ベッドや冷蔵庫などの生活用品がある場合が多いです。

ゲストハウス・ホステル

リビング、キッチン、トイレ、シャワールームなど共同で使用します。
契約の際にデポジット(保証金)を事前に支払う必要があるところがあります。

04

1年以上在留していて、
費用を安く済ませたい!
公営住宅

地方公共団体が提供しているもので、 申し込むためには1年以上日本に在留し且つ同居親族がいてその地域に住んでいることが条件です。 ただし、留学生向けに条件を緩和、優遇措置が取られている場合もあります。

Point 住居選びのポイント

学校独自に不動産業者と提携し、安心・安全の住まい探しをサポートしている学校が多いので、
入学が決まったら、まず各学校に問い合わせてみましょう。

個人で不動産業者を介して部屋を探すときには、日本人の友人や身元保証人、あるいは日本語の上手な先輩といっしょに行き交渉を手伝ってもらいましょう。

  1. 大学・学校の紹介
    日本の大学や専修学校、日本語学校では、在籍する学生に、学校の周辺にある学生向きの民間宿舎を紹介しています。事務室でたずねてみてください。
  2. 不動産業者で部屋を探す
    不動産業者は、アパート、マンションなどを斡旋する業者です。駅の周辺に多く「◯◯不動産」「××ホーム」などの看板が出ています。
  3. インターネットで部屋を探す
    住みたい地域や留学先の大学名、また希望の賃料などから検索することが可能です。気になる物件があれば、ネット上からお問い合わせする、または実際に不動産業者に訪問します。

住居の費用(月額)の目安

学生寮

寮費28,000円
(JASSO東京日本語教育センターの場合)

アパート

駅の人気度や駅からの距離、築年数などによって大きく異なります。地方では3~4万円程度でも探せますが、東京でアパートを探すときは6万円以内で探すことが一つの目安となります。